皆さんの中にも、落ち込みやすい方はいるのではないでしょうか?
普段はそうでもなかったとしても、季節の変わり目や生活環境が変わるタイミングは、いつも以上に落ち込みやすくなったり、ネガティブな気持ちが大きくなりやすいとも言われています。
私自身も、以前はそうでした。 ちょっとしたことで落ち込んだり、年末になると「今年も何もできなかったな…」と暗い気持ちになってしまったり。 でも、今の私を知っている人は、このことを言っても信じてくれません。 それもそのはずです。今は全くそんなことはないので当然です。 よく、落ち込みやすいのは体質だ、性格だと思ってそのままにしてしまいます。
ですが、実際には私のように、後天的に変わることが可能なのです。 今日は、私自身が落ち込みやすい性格を変えた簡単な方法、「自分で自分を褒める」ということについてお話したいと思います。 あなただけではなく、あなたの家族や友達など大切な人にも使えますので、ぜひ最後までお読み下さい。
目次
とにかく、褒める!自分を認めてあげる!
あなたがやることはとても簡単です。 自分を褒めて認めてあげる。
たったこれだけです。
自分を褒めるというのは、他人を褒めるよりも難しいです。なぜなら慣れていませんし、何をどうやって褒めていいかわからないからです。 褒め方についてはこのあとお話ししますので、まずは「自分を褒める」ということが大切だと理解してください。
- 自分のことを褒めると、自分のことが好きになります。
- 自分のことが好きになれば、ありのままの自分を受け入れやすくなります。
- 自分を受け入れることができれば、落ち込むことなどなくなるのです。
たった1つ「自分を褒める」ということだけで、このような好循環が生まれるのです。
自分で自分を褒める方法
「自分を褒めようと言われても、どうやって褒めていいかわからない」 そう思ってしまうでしょう。ですが、難しく考える必要はありません。 例えば、あなたも少なからず自分以外の誰かを褒めた経験があるはずです。 友達や子ども、あるいは部下かもしれません。 その言葉を、そのまま自分にかけてあげてください。
例えば 「よく頑張ったね」 普通に考えると、自分以外の誰かにかける言葉ですよね?
本来誰かにかける言葉を、あなた自身に言ってみましょう。 大人になると、一生懸命頑張っていても、褒められることはなかなかありません。 子どもの頃はあれほど褒められたのに、大人になるとなくなってしまうのです。 でも、そのこと自体を疑問に思うこともなくなります。 なぜなら、「頑張ることは当たり前だから」と考えるようになるからです。
ですが、大人だって頑張ったからにはもっと褒められていいと思いませんか? 誰だって褒められて嫌な気分になる人はいません。 だったら、他人が褒めてくれないなら、自分で褒めればいいんです。
自分を褒めることができると、周りに期待しなくなる
自分ではなく、自分以外の誰かに褒められたいと思って行動すると、褒められなかったときに落ち込んでしまうことがあります。 それは、褒められることを周りに期待しているからです。
「褒めて欲しい」と期待するからこそ、褒められないと、 「どうせ自分は評価なんてされないよな」 「こんなの誰だってできることだし」 このように、ネガティブな気持ちになり、落ち込んでしまいます。 ですが、自分で褒め続けていると、他人から褒めて欲しいという期待すらもちません。
期待を持たないからこそ、ふと褒められると嬉しさは倍増します。 ちょっとでも頑張ったら自分で自分を褒めてください。 どんな些細なことでも褒めてください。 あっという間に「自分は褒められるべき人間なんだ」と思うようになります。 すると、落ち込むことなんてなくなるでしょう。
今変わらないと大変な理由とは
落ち込みやすい性格をそのままにしていると、大変なことが1つあります。 それは、「落ち込んでいることに居心地の良さを感じてしまうようになる」ということです。
その居心地の良さから抜け出せなくなると、逆に褒められると居心地が悪くなってしまいます。 しかも、周りが励まそうとしても、結局は自分の中で「大丈夫」のサインが出ない限りは、落ち込みから解放されることもなくなります。
つまり、変わるなら早いほうが良いということですね。
自分で自分を褒めことが、未来の幸せにつながる
人は褒められると
- 嬉しいという感情
- 達成感・快感
を感じます。 このとき脳では「ドーパミン」や「エンドルフィン」など、幸せなホルモンが分泌されます。 この幸せホルモンが分泌されることが、とっても大事なのです。 このポジティブなホルモンが分泌されることによって、脳も体もやる気に満ち溢れてきます!
こうなったら、勝ちです。
落ち込み体質はどんどん改善され、次第に幸せなオーラに包まれます。 幸せなオーラは、それだけで周りを幸せにすることにもつながります。 他人から褒められようとする必要なんてありません。 自分で自分を褒める! ぜひ、実践してみてくださいね。