あなたは「ゆとり」のある生活をしていますか?
このように聞くと、「ゆとり=お金」と考える人が多いです。
もちろんお金のゆとりは大事です。お金のゆとりが心に余裕をつくり、多くのことを解決してくれます。
ですが「ゆとり」にはお金以外にも色々あります。
例えば「時間のゆとり」や「人間関係のゆとり」などがあります。
ゆとりがない状態というのは、ストレスを溜めてしまいます。
ですが、全てにゆとりを持とうとする必要はありません。
たった1つ「ゆとり」があればいいのです。
現代人はみな「時間のゆとり」がない
現代人のほとんどの人にないゆとりは「時間」です。
多くの人が仕事に追われ、自分で好きなことをやる時間すら足りていません。それどころか、しっかりと睡眠時間を確保することすら出来ていない人がたくさんいます。
仕事が忙しすぎて、1日が24時間では足りないと思っている人は多いでしょう。
ただ、心にゆとりのない人は、1日が30時間になろうと、40時間になろうと、結局は「時間が足りない」と言ってしまうことになると思いますが。
時間のゆとりがなく、時間に追われる生活をしてしまうと「心の余裕」がなくなってしまいます。
心に余裕がなくなるとストレスが溜まります。ストレスが溜まると、脳の機能まで低下すると言われています。
そして、脳の機能が低下すると、当然仕事にも集中できませんよね?
つまり、「時間にゆとりがない」という状況が、よけい時間にゆとりをなくしてしまうのです。
完全に悪循環ですね。
心の余裕をもたらすためにも、時間にゆとりをつくりましょう。せめて休日ぐらいは、仕事のことを完全に忘れるようにしましょう。
あるいは、根本的な解決をするためにも、そもそも時間に追われなくてもすむ方法を作ることがベストと言えますね。
日本人の多くに足りない「人間関係のゆとり」
「人間関係のゆとり」と聞いてもピンとこないかもしれませんね。
人間関係のゆとりとは、人数のことではありません。誰からも好かれようと行動してしまう「心」の余裕のことです。
やはりまた心の余裕に関係しています。
他人から嫌われたくないと思って行動すると疲れませんか?
日本人は特にこの傾向が強く、他人に嫌われないように気を使ってばかりいて疲れてしまっています。
ですが本来、関わる人全員に好かれることはありません。これは、あなたに問題がなくてもです。
なので、全員から好かれようと考えること自体をやめてしまいましょう。
「それは無理なことなんだ」と思ってしまってください。
これだけで、無駄にストレスを溜めてしまうことはなくなります。
人間関係のゆとりが生まれ、心に余裕ができます。
なにか1つ自信のある「ゆとり」を持てば解決できる
「ゆとりがない」を解決するには、何か1つゆとりを持てば解決できます。
例えば、「時間のゆとり」や「人間関係のゆとり」がなかったとしても、「お金のゆとり」があれば解決できます。
- 「仕事を辞められる」という心の余裕が時間のゆとりを作る
- 「この人に固執しなくてもいい」という心の余裕が人間関係のゆとりを作る
このように、「お金」という1つの余裕が、のこり2つ「時間」「人間関係」のゆとりを作り出しました。
もちろん最初にお話ししたように、「お金」に限ったことではありません。
時間のゆとりが人間関係にゆとりをもたらすことも出来ますし、人間関係のゆとりが時間のゆとりをもたらくこともあります。
なので、一気に全てにおいて「ゆとりを持とう」と考える必要ありません。
何か1つゆとりを持てば、おのずと他のことでもゆとりが出てきます。
まずは、1つです。
その1つのゆとりが、あなたの生活を一変するきっかけになるでしょう。